エレミヤ28、29章 「偽りの預言者」

投稿者: takuma on .

星を無効星を無効星を無効星を無効星を無効
 
  
 エレミヤ書で、またまた面白いところを見つけました。
 まるでアメリカ大統領選挙のようなところです。

      

 
  この前のアメリカ大統領選挙はオバマとマケイン。  
  ここでは、預言者ハナヌヤ預言者エレミヤです。
 
  ・選挙において、まず当時の社会状況はどうなっていたか知ることは重要です。ということで、当時のイスラエルはどうだったのでしょうか?

 -当時のイスラエルは、捕囚の民として、バビロンの王、ネブカデネザルに支配されていました。それを象徴するようなことばがあります。
 
  「主は私にこう仰せられました。『あなたは、なわかせとを作り、それをあなたの首につけよ。」 (27章1節)
 
  主は、エレミヤに捕囚の象徴としてなわとかせをつくれと命じます。
 
  その当時、希望を失っていたイスラエルの民に対して、「主は私たちを捕囚から帰らせる」というような、希望を与える預言者たちがたくさんいました。そのような預言者に対して、主はこう仰せられます。
 
  「だから、あなたがたは、バビロンの王に仕えることはない、と言っているあなた方の預言者、占い師、夢見る者、卜社、呪術者に聞くな。彼らは、あなたがたに偽りを預言しているからだ。それで、あなたがたは、あなたがたの土地から遠くに移され、わたしはあなたがたを追い散らして、あなたがたが滅びるようにする。」 (27章9,10章)
 
  主は、偽りの預言者たちに対して、厳しい滅びを宣言されました。
 
  エレミヤは主の仰せの通り、王や、祭司たちに対して預言します。
 
  「わたしは彼らを遣わさなかったのに、――主の御告げ―― 彼らは、わたしの名によって偽りを預言している。それでわたしはあなたがたを追い散らし、あなたがたも、あなた方に預言している預言者たちも滅びるようにする。」 (27章15節)
 
  「主はこう仰せられた。『見よ。主の宮の器は、今すみやかにバビロンから持ち帰られる』と言って、あなたがたに預言しているあなたがたの預言者のことばに聞いてはならない。彼らはあなたがたに、偽りを預言しているからだ。」 (27章16節)
 
  そして公約を守らない与党を批判するように、エレミヤは、口だけで、行動が伴っていない偽りの預言者たちの矛盾を指摘しました。
 
  「もし彼らが、預言者であり、もし彼らに主のことばがあるのなら、彼らは、主の宮や、ユダの王の家や、エルサレムに残されている器がバビロンに持って行かれないよう、万軍の主にとりなしの祈りをするはずだ。」 (27章18節)
 
 ☆偽りの預言者に聞いてはならない。聞くあなたがたも滅ぼすと主は仰せになった。
 ☆偽りの預言者は、言うことは言うが、行動が伴っていなかった。
 
 -さて、ここからいよいよ、ディベートがはじまります。
 
  「その同じ年、すなわち、ユダの王、ゼデキヤの治世の初め、第四年の第五の月に、ギブオン出の預言者、アズルの子ハナヌヤが、主の宮で、祭司たちとすべての民の前で、私に語って言った。 『イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。わたしは、バビロンの王のくびきを打ち砕く。 二年のうちに、わたしは、バビロンの王ネブカデネザルが子の所から取って、バビロンに運んだ主の宮のすべての器を子の所に帰らせる。 バビロンに言ったエホヤキムの子、ユダの王エコヌヤと、ユダのすべての補修の民も、わたしはこのところに帰らせる。――主の御告げ―― わたしがバビロンの王のくびきを打ち砕くからだ。』」 
                                                                   (28章1~4節)
 
 預言者ハナヌヤは、エレミヤに対して、全く反対の預言をしました。
 -すべての民の前で、
 -主の名をつかい、
 -2年という具体的かつ短い期間をもって、
 -そして主はバビロンの王のくびき打ち砕くという、民に希望を与えるようなことを言いました。
 
 おそらく、彼はかなり、カリスマ的な人物だったのでしょう。
 この個所を読んでいて、オバマが大統領になった時を思い出しました。
 
 その当時、アメリカは大不況に陥っていました。国民は希望がありませんでした。…そこにオバマという人物が現れたのです。みなが彼に希望を持ちました。きっと彼がこの状況を変えてくれるだろうと….
 
 イスラエルの民もそうでした。捕囚となっていた民には希望がありませんでした。エレミヤはネブカデネザルに従えと預言しましたが、ハナヌヤは民に希望を預言しました。きっとほとんどの者が、彼の預言に希望をもったに違いありません。しかも彼は主の名を用いました。誰もが信じて疑わなかったでしょう。彼の預言を。
 
 ――しかし彼の預言は偽りでした。彼は遣わされた預言者ではなかったのです。 (27章15節)
 
 このハナヌヤの預言に対して、エレミヤは冷静に対処します。
 
 アーメン。そのとおりに主がしてくださるように。あなたが予言したことばを主が成就させ、主の宮の器と、すべての捕囚の民がバビロンからこのところに帰ってくるように。」 (28章6節)
 
 彼は、まずハナヌヤを真っ向から否定することはせず、同意しました。そして主がしてくださるように、と言いました。そうすることによってエレミヤは、彼の預言が、彼の意見ではなく、主のことばだということを示したのです。あくまで主権は主にあると彼は強調したのです。
 
 しかし最後にこう言います。
 
 「平安を預言する預言者については、その預言者のことばが成就して初めて、ほんとうに主が遣わされた預言者だ、と知られるのだ。」 (28章9節)
 
 これは申命記から来ています。これは主の命令です。
 「預言者が主の名によってかたっても、そのことが起らず、実現しないなら、それは主か語られたことばではない。その預言者が不遜にもそれを語ったのである。彼を恐れてはならない。」 (申命記18:22)
 
 しかし、ハナヌヤはそれに聞き従いませんでした。
 「しかし預言者ハナヌヤは、預言者エレミヤの首から例のかせを取り、それを砕いた。そしてハナヌヤは、すべての民の前でこう言った。『主はこう仰せられる。「このとおり、わたしは二年のうちに、バビロンの王ネブカデネザルのくびきを、すべての国の首から砕く。」』 そこで預言者エレミヤは立ち去った。」 (28章11節)
 
 ハナヌヤは、そのかせを砕く、というパフォーマンスをもってさらに、民の心をつかみます。あくまで彼は、二年、という彼の「政権公約」にこだわったのでした。
 
 民の反応については書かれていませんが、おそらく、ハナヌヤの預言にたいして大いに盛り上がったことでしょう。
 
 エレミヤが立ち去ったのも、それを認めたからではなく、もうこれ以上言っても、ハナヌヤや、民は聞き入れないことを悟ったからに違いありません。
 
 しかし主はそれをすべてみておられました。主はこう仰せられました。
 「行って、ハナヌヤニ次のように言え。『主はこう仰せられる。あなたは木のかせを砕いたが、その代わりに、鉄のかせを作ることになる。」(28章13節)
 
 そしてエレミヤはハナヌヤにこう告げます。
 「ハナヌヤ。聞きなさい。主はあなたをつかわされなかった。あなたはこの民を偽りにより頼ませた。それゆえ、主はこうおおせられる。『見よ。わたしはあなたを地の面から追い出す。ことし、あなたは死ぬ。主への反逆をそそのかしたからだ。』 -預言者ハナヌヤはその年の第七の月に死んだ。」 (28章16,17)
 
 民に希望を与え、民の心をつかみ、一見勝利を手にしたように見えたハナヌヤでしたが、彼は預言したその約2カ月後に死んでしまいました。主は彼を遣わされたのではなかったからです。
 
 主は民に滅ぼすつもりではありませんでした。ただ、時が来ていなかったのです。
 
 「『それらはバビロンに運ばれて、わたしがそれを顧みる日まで、そこにある。――主の御告げ―― そうして、わたしは、それらを携え上り、このところに帰らせる。』」 (27章22節)
 
 一見真実に見えたハナヌヤは偽りの預言者でした。
 敗北者のように見えたエレミヤの預言が実は主のことば、真実でした。
 
 ☆この話から学べる教訓は何だろう。
 ・主のことばが真実。
 ・一見真実なように見えるものも、偽りの時がある。
 ・自分に聞こえがいいことが真実ではなく、主のことば、聖書が真実である。
 
 重要なのは、ハナヌヤも主の御名を用いた、ということです。彼を偽りだと見抜けたのは、おそらくエレミヤだけだったでしょう。
 
 ☆私たちは、主のことば、聖書に聞き従っているでしょうか?聖書のことばを曲げてはいませんか?または聞こえがいいところだけ取ってはいませんか?それがどういう意味か考えていますか?
 
 主のことばではない預言をしたハナヌヤは死にました――
 
 ☆最近、prosperity gospelなど、主の名を用いて、聖書のことばを曲げるリーダーたちが多くいます。大抵の場合、彼らはカリスマ的で、人の心を掴むような言動をします。私たちには一見素晴らしいもののように見えます。しかし、私たちは、主が何と言っているか、聖書は何と言っているかに耳を傾け、従う必要があるのです。
 
 「もしあなたがたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうにわたしの弟子です。そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」  (ヨハネ8:31,32)

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